まだまだここに書けるほどには消化していないのだが、書いておかないと、次に進めないので。
ゆっくり読んでいたら、ある登場人物が再登場した際に「誰だっけ?」となってしまったり、時空を超えて書かれているので、前後のつながりを求めようと思っても、仕方のないことなのだ。
ひたむきな主人公、悪い奴らとの闘い、不可解な女性たち。と、何となく色分けができるようになるにも時間がかかる。
先日、久しぶりに会った旧友は「村上春樹は女性蔑視の書き方に嫌気がさし、読まないようになってしまった」と。確かに、男性は政治家、女性はかつらの女工。そこがゴールらしい。逆はありえないのかな?
本書の考察のHPを観て愕然とした。
あと10回読まないと、この域には達しないのかも。