年末からこの本に取りかかり、ようやく読了。
新作『街とその不確かな壁』は一応読んだものの、本作と併読がオススメとあり、昨年6月、ブックオフオンラインで、1000円オフの価格で入手していた。
一章ごとに、場面が入れ替わり、それぞれに設定を理解するのが難しい。
登場人物、舞台、時代背景を特定するのに、難渋するのだ。
何となくわかってきたかな?と思えたら、もう半分。
何しろ600pあまりの分量だし、急ぐ理由もなかったので、「これが村上春樹ワールドなのだ」と自分をなだめ、ページを進めた。
時折入るSEX描写が生々しく、やはり15歳以下での読書はオススメしない。
村上春樹を探る旅はまだまだ続く。
次は、転居の際に若者にあげてしまったベストセラーを何冊か読んでみたい。