leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

『海辺のカフカ』村上春樹

 

2002年発表の長編。

20年以上も経って、初めて読んでいるわけだ。

村上春樹をずっと読み進めて、思ったのは、「全部の作品で、大きな大河小説を書こうとしているのかもしれない」といった考え。

ナカタという老人は、変な言葉使いをする。それは『騎士団長殺し』に出てくる「騎士団長」に通じる。様々な血、観念、性交、壁や石。「えっ?ここでも出てきた」という思い。

ホシノくんがいい働きをしている。

筆者の『ポートレイト・イン・ジャズ』がSpotifyでまとめられている。それをBGMに。