leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

『職業としての小説家』村上春樹

 

テレビには出ず、インタビューも記事になることはない。

海外で暮らすことが多い。そして誤解はどんどん多くなる。

そんな状況を打破するために、本書は書かれたのだろう。

執筆活動中の暮らし、村上春樹ができるまで、読者との関係性、翻訳活動の意義、文学賞(特に芥川賞)との「薄い」縁…。

この本を読んで、村上春樹の深さも対岸も見えない海に、今しばらく、流されてみようと決意を新たにしました。