2024-02-17 『職業としての小説家』村上春樹 職業としての小説家(新潮文庫) 作者:村上春樹 新潮社 Amazon テレビには出ず、インタビューも記事になることはない。 海外で暮らすことが多い。そして誤解はどんどん多くなる。 そんな状況を打破するために、本書は書かれたのだろう。 執筆活動中の暮らし、村上春樹ができるまで、読者との関係性、翻訳活動の意義、文学賞(特に芥川賞)との「薄い」縁…。 この本を読んで、村上春樹の深さも対岸も見えない海に、今しばらく、流されてみようと決意を新たにしました。