leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

『夜廻り猫 1・2』深谷かほる

 

 

あけましておめでとうございます。年頭から、お借りした本(マンガ)です。

「泣く子はいねが~」と、心で泣いている人を探して夜廻りをする猫の遠藤平蔵。

8月から同じ職場で働く方から「読みませんか?」と2冊渡されたのですが、まったくこの本の存在を知らず。手塚治虫文化賞(短編賞)を2017年に受賞していたのでした。

貸してくださった方には、私がどこか「心で泣いている人」に思えたのかもしれません。昨年のお正月は、そんなところもあったかもしれませんが、幸い、現在はまったく悲しい思いはひとかけらもなく、お正月を迎えることができました。

現代を生きる人々の悩みは多様です。

家族がいてもいなくても、支えが必要な人もそうでない人も、「心で泣いている人」は多いもの。そんなことに改めて気づかされた元日の読書でした。