leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』

 

 

2018年にフジテレビ系列で放送されたドラマ。

新米ケースワーカーが「健康で文化的な最低限度の生活」を生活保護受給者に保障するために、日夜奮闘する物語。

コミック版を何冊か「期間限定無料」で読んだことがあったが、今の職場の先輩から、放送を録画したものをDVDでお借りし、まとめて視聴。

ベテランの先輩は、まだまだ新米の私を心配して、お貸しくださったのだろう。

主人公の吉岡里帆さんは、「新垣結衣さんと似ている」というのが第一印象。

ジャニーズの見分けがつかなくなったのと同じか。

生活保護者をテーマにしており、今の私の仕事は「生活保護になる前に、できることは他にないか」という支援。

明らかに現場と違うのは、オフィス内部がパーテーションで区切られ、お客様からは見えないように配慮されていること、ドラマのように、お昼や退庁後の食事の場で、お客様のことをあれこれ話すことはありえないこと、一人のお客様対応に、チームで協力しあうことはなかなかないこと(それぞれが抱えている仕事をこなすだけで精一杯)、時間外のコミュニケーションを取る時間がドラマのようには多くないこと…。

こうあればいいな。と羨ましく思う場面が多かったり、「そうそう」と頷ける場面も多く、それぞれのケースは対応が一様ではないので、各回で観終わった時点で「よかったな」と思える結末になっていたことがかえって「よかったな」。

現実は、こうはうまくはいかないものだが。