leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(スピルバーグ監督)

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スピルバーグ監督が『ウエスト・サイド・ストーリー』をリメイク。

有休を取ったので、席を予約して映画館で楽しみました。

「ウエスト・サイド・ストーリー」は、高1の11月、映画も観たことがなかったのに、吹奏楽部の定期演奏会でフルートのセカンドとして演奏しました。

バーンスタイン作曲のメロディは、その頃から頭にこびりつき、どんな歌詞がメロディにのせられていたかを知るのは、何年か後でした。

オリジナルでは、ジョージ・チャキリスが日本で人気となりましたが、彼はイギリス人。メイクをして、プエルトリコのリーダーを務めていたようです。

ニューヨークの「分断される社会」は、当時から今に至るまで、むしろ悪化しているのかもしれません。どちらも「社会学的病気だ」と「親ガチャ」にも触れるこの歌は今回初めて認識しました。

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この映画のエンドロールで、'for DAD'という表記があり、スピルバーグ監督が、自らの当事者意識を持ちながら、5年の期間を脚本の準備にあてて、ミュージカルという総合芸術のリスペクトを表明しているのだと思えました。

帰宅後、オリジナル版を録画してあったので観たところ、ささいな違いを見つけるのも楽しい作業でした。女優リタ・モレノが両作品を繋ぐ橋渡しの役割をしています。