アジアNo.1を決定するアジアシリーズ。優勝決定戦だけテレビ観戦。というのも、買い物に出かける直前、NHK・BS1で、日本ハムの森本稀哲さんのドキュメンタリーを観たので、余計、見たくなったもので。
オールスターゲームで、ドラゴンボールのピッコロ大魔王とか、西遊記の左梧浄に扮した彼だが、小学生から髪の毛の抜けるコンプレックスに悩まされていたとか、帝京高校野球部キャプテンから日本ハムにドラフトされたが、数年はまったく芽が出なかったとか、なかなか苦労しているのですよ。
新庄選手をはじめ、パフォーマンスばかり報道されていたけど、彼らは「それだけ」と思われないように、必死に本業の野球での実績にこだわっているのもよくわかった。
ヤクルトからトレードされた稲葉選手が活躍できたのも、新庄選手の影響が強かったとアジアシリーズ中継の中でレポートされていた。悩みすぎず、うまい切り替えの方法を学べたからだとか。ヤクルトの宮本選手が「もったいないことをした」と実感をもらしていた。
ダルビッシュ投手も、好感度がアップしたと思える。あれほどインタビューが流される機会もなかったので。非常に謙虚な受け答えでした。彼も苦労しているからね。
ヒルマン監督が大リーグに行ってしまうかもしれず、昨年のロッテのように、「燃え尽き症候群」になってしまいそうなのも怖いけど、世代交代がうまくいっているチームなので、心配は少ないかも。
でも、アジアシリーズ、何で東京ドームでの開催なんだろう？ 札幌ドームでの盛り上がりも見たかったのに。３塁側もきっと満員だったと思うよ。
