秋らしい髪色とヘアスタイルを求めて、レッドソックス松坂と岡島の好投を見届けたあと、美容室へ。
以前から懇意にしている美容師さん（男性）と話しているうち、昨夜のNHK教育テレビETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年」の話になった。
日本のSF黎明期を取り上げた映像とインタビューを流していたのだが、美容師さんは、前半だけ観たのだという。
私も、ハードディスクに録画していたのだが、ダンナの寝るのが遅く、放映直後に、インタビュー場面だけ早送りしながら、大阪万博やウルトラQ、少年ドラマシリーズの映像を楽しんだのだった。
「夕べ観たあのテレビの話を、お客さんとできるとは思わなかった」と、先方は甚く感激してくれた。
話はエスカレートし、読んでいる本の話になり、ドフトエフスキーの新訳本の話、「カラマーゾフの兄弟」は美容師さんは読んでいたが、リーフはこれから読もうとしていることなど、盛り上がってしまった。
以前は、釣りの話をしていたので、「美容師さんという職種は、きっと本を読む時間もないだろうし、本の話題は盛り上がらないだろうな」という先入観は、心地よく裏切られた。
カラーもカットも、下手にリクエストせず、その美容師さんにお任せしたら、大正解。
頭の形がきれいに出て、秋・リーフの完成です。
