leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

酷暑の移動

毎日、「酷暑」「最高気温」という報道が連日されている。
そんな中、実家に日帰りで親の顔を見に(見せに)行く。
何せ、自宅を出るまでが大変。
洗濯と掃除、ベランダの水遣り。
もうそれで、一日のエネルギーを全て使いきった思い。
それでも、「楽園」「おひとりさまの老後」を紙袋に入れ、ネットでメールのチェックをして、消そうと思ったら、思いがけなくWindowsの更新プログラムが多く、なかなかシャットダウンしない。
電源オフを確認し、クーラーも止め、一度は自宅を出るものの、「やっぱり水筒を持っていこう」。
氷を入れたウーロン茶をカバンへ。
サングラスをしても、日傘だとイマイチ決まらないのだが、UV対策として仕方ない。
電車の中で、中学生とおぼしき少年が3人。会話を聞いていると、公立に進んだ一人は異常に口が重い。
他の2人の少年が、何とかして、彼の学校生活を聞き出そうと苦心している。この二人は私立中学に進んだのかも。
「中学で友だちできた?」「林間学校はどうだった?」「夜は『恋バナ』で盛り上がった?」と、いろいろ聞き出そうと試みるものの、その一人はほとんど無表情で、的確な答えを返そうとしない。「今日はいくら持ってきた?」と聞くと、「2千円くらい」とようやく答える。これさえ、二人に聞こえる声量ではなく、一人の耳元でささやくのをもう一人が通訳のように、あと一人に伝える。もどかしいったらない。
荷物も持っていないようなので、街中でブラブラするのだろうが、旧交を温めるいい機会になったのだろうか?
そんなこんなで、電車を3回乗り換え、目的地に到着。