この作者のことは何も知らず、本屋大賞ということで、ポチっと購読。
幸せな一家が坂道を転げるように事件に巻き込まれ、幼い娘に消せない傷を残す。
しかしその傷を癒すはずの落ち着き先は、決して彼女が「落ち着く」ことを許さず。。。
どうなるんだろう? とハラハラしながら読み進めた。
今、この本は、ホームにいる母のところに送られ、母もはまったみたいです。
ホームの本好きの方にお貸しして、また戻ってきたときに、ゆっくり再読したいと。
私もまた戻ってきたら、再読します。
この作者のことは何も知らず、本屋大賞ということで、ポチっと購読。
幸せな一家が坂道を転げるように事件に巻き込まれ、幼い娘に消せない傷を残す。
しかしその傷を癒すはずの落ち着き先は、決して彼女が「落ち着く」ことを許さず。。。
どうなるんだろう? とハラハラしながら読み進めた。
今、この本は、ホームにいる母のところに送られ、母もはまったみたいです。
ホームの本好きの方にお貸しして、また戻ってきたときに、ゆっくり再読したいと。
私もまた戻ってきたら、再読します。
WOWOWで、アカデミー賞の発表が近づくと、前年度の受賞作がオンエアされる。
前年度の作品賞でした。
ヴィゴ・モーテンセン演じる主人公のイタリア系運転手トニー・リップが、カーネギーホールの上階で暮らすピアニスト、ドクター・シャーリーに雇われ、南部のツアーに出かける。
アメリカ南部では、差別意識が支配し、ガイド書「グリーンブック」を頼りに、専用のホテルやトイレを使用しなければならない。
それでもピアニストの行動は、演奏会会場の住民はもちろん、運転手の意識を根本から揺さぶる。
フライドチキンの食べ方のくだりでは、「どっちが粗野なんだよ!」と思う。
配役の勝利。同時に南部の畑で耕作に勤しむ黒人の姿は、忘れられない。
EU離脱で揺れるイギリスでの子育て。
イギリス人のパートナーと元・底辺中学校に通う「ぼく」。
誰と友だちになったらいいんだろう。学校生活って、そのチョイスで楽しさが決まるところがある。
同情するのもされるのも、子供にもあるプライドが邪魔をする。
「行方不明(missing)と家出(run away)は違う」って初めて知った。最近、日本でもそんな事件があったばかりだ。
環境問題の金曜のデモへの参加も、学校の判断に左右されるが、考える深さは日本の10代とはかけ離れている。
FGM(女性割礼)のことを私が知ったのは、もう20年ほど前のこと。それを学ぶために、女性器のビデオを観る。日本の教師たちはまず直視できまい。
「オヤジのようなことばかり発言するヤツがハブられる」というのも笑える。