『めくらやなぎと眠る女』村上春樹

めくらやなぎと眠る女

村上春樹の24の短編を、英語版と同じ作品構成で。

「これ、読んだことがある」と思ったら、『東京奇譚集』や『レキシントンの幽霊』『カンガルー日和』からも選ばれていた。

この中のいくつかは、アニメーション映画として、7月に公開されるようだ。

アニメ映画『めくらやなぎと眠る女』公式サイト

印象に残ったのは「蛍」。

自分の20歳の頃が蘇った。恥ずかしいくらい。

今では音信不通となってしまった同級生の印象があまりにも強く、どこかで無事に過ごしてくれることを祈るばかり。

この短編集、毎年読み返してもいいかもしれない。