leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ

 

ブックオフオンラインで、全巻「大人買い」し、読む「至福のとき」を楽しみにしていた。そして二日かからず一気読み。2008年から2013年まで不定期に連載されていた。

ローマの浴場設計士、ルシウスは、たびたび、ローマ風呂の浴槽から「平たい顔族」の住む日本の銭湯にワープする。そこで遭遇する様々なカルチャーショック。

主人公ルシウスがそれほどにも驚くネタが続くのか不思議だったが、そこはさすがヤマザキマリ。日本の銭湯文化、温泉、家庭用浴槽の進化、すべてエピソードに取り込まれている。

ローマ帝国の歴史も巧みに織り込まれ、背景も手抜きなく、再現されている。