昨日の午前中、図書館で予約してあった本書を借り受け、サクサクと読了。
サンケイスポーツ紙に2022年7月~23年2月にかけて連載された自叙伝。
会社を辞め、独立する場面から始まり、テレビや映画の脚本家として活躍。
多くの俳優や裏方、富良野に作り上げた富良野塾のことなど、ページをめくる手が止まらない。
石原裕次郎をはじめ、石原プロの話は、やくざを彷彿とさせる。特に番頭の小政さん。
「北の国から」「やすらぎの郷」高倉健さんのもてなし、大原麗子さんの最期。
キー局のゴールデンタイムの番組が、まったく観る気持ちがわかず、ドラマは録画したものを1.5倍速でCMをカットしてばかり。
倉本聰さんクラスの若手の脚本家が競い合うなんて、もうないものねだりなのか?
1カ所誤植を出版社に指摘したところ、返答をいただき、重版から修正するとのこと。