村上春樹の新作を読んだので、初期の本も読んでみたくなり、ブックオフオンラインで何冊か購入した。18編のショート・ストーリー。
何か胸に迫るものがあると思ったのは、これが連載されたのが、1981年~83年で、私の大学時代と重なっているからだった。
そして、本作にイパネマの娘とか、バート・バカラックとかが登場すると、これはもう、高校の吹奏楽部時代が蘇る。なぜかこんな選曲がされていたんだ。
イラストレーターの佐々木マキさんは、今どうしているんだろう?と思い、ググってみると、70代でご存命。男性だったと初めて知った。
本書には「羊男」が登場するが、後の作品にも頻出する。