北朝鮮で23年過ごし、脱北に成功。韓国生活を経て、28歳で日本へ。大学を卒業後、会社員に。YouTuberとして発信を続けている。
図書館で予約していたのが、割とあっさりと入手でき、大相撲中継の合間にスラスラと読了。光文社さん、もう少し、装丁を工夫して!
北朝鮮での飢えとの闘い、弟との別れ、2度の脱北の記録、現在の心境など、マスコミにももっと取り上げられていいはずなのに。
韓流ドラマ「愛の不時着」との相違点、父親とのつながりなど、読み応え十分。
キリスト教の信仰、世界中の名言から、生きる活力を得ている彼の前向きさに感心する。
本書を読了後、初めてYouYubeも拝見したが、統一教会問題に触れていたり、彼の日本語力、落ち着いた話しぶりにも好感がもてる。