昨年、原作を読んだだけで、ようやくWOWOWで、映画を観ることができた。
その後のWOWOWオンデマンドでの監督とディレクターの対談で、ウラ話や原作との違いがわかり、より深くこの映画の世界を知ることができた。
東日本大震災の避難先で、疑似家族となる3人。9年後に再会したが、簡単には幸せになっているわけではない。
生活保護の申請をためらい、取消を申し出る。それは、担当者の冷たい対応からではなかったのか。
担当者の無慈悲にやり場のない怒りが炎上して…。
配役がよい。林遣都、永山瑛人、緒形直人、吉岡秀隆、そして、倍賞美津子に阿部寛。
清原果耶もよかった。この人、何年もの年代を演じきれる技量の持ち主。
生活保護の扶養照会って、やはりハードル高いのだな。