leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

『岸惠子 自伝』岸 惠子

 

 2000円もしたのですが、図書館でも予約多数だし、ポチっと購読。

5月1日に初版、6月4日(私の誕生日だ!)に出た、第2刷を入手。

ほぼ母と同世代なので、時代背景は想起しやすい。

ただ、後半のイスラム世界へ飛び込んでレポーターとしての「蛮勇記」は、もう少し周囲によきアドバイザーがいなかったものか。いなかったからこそ、彼女らしい実録がものにできたのかもしれないが。

娘の国籍問題にしてもしかり。

まあ、慎重な生き方をしていたら、これほど魅力的な生き方にはならなかったかとも。

時折飛び出す、ハマッコのべらんめえ調との落差が好ましくもある。

母の感想を聴いてみたい。