半年に一度のペースで、地元のホテルを会場に、デパートのセールが行われる。
案内ハガキをいただいたので、以前購入した靴下（足首が楽）を買い求めるため、仕事帰りに立ち寄る。
靴下の会計を済ませたあと、売り場を出ようと思ったが、父の誕生日が近いことを思い出し、紳士モノの売り場に立ち寄り、13,000円のワイシャツが5,000円台で売られていたので、しばし迷ったのちにゲット。
再度レジで精算。
袋は、先ほどの靴下のときにいただいた紙袋に一緒にしてもらうよう伝え、「ホームにいる父の誕生日が近いことを思い出して」。とレジのおば様に伝える。
すると他人行儀な顔が一転、「ではプレゼント用に包みなおしましょう」とおっしゃってくださった。
そういってくださるなら。とお願いすることにした。
実家で包みを開いて、名前を書くことになるかもしれないが。
ワイシャツはビニール袋から出され、値札も外され、薄紙で包まれ、パッケージ袋に入れられ、リボンシールまでつけられて私の手元に戻ってきた。
今度、実家に行くときは、これをそのまま父のところに一度持っていくことにしよう。
おば様の同情を誘うのは、うまくなってしまったかも。
ウソじゃないけど、言わなくてもいいことだよな。
