マンションの大規模修繕も佳境に入り、ベランダに、防水シートを敷き詰める工程に入るのだという。今まで、ベランダにあった鉢をすべてどけて欲しいという依頼があり、この三連休に何とかしようともくろんでいた。
幸い、３日、４日と業者は休むことなく、仕事をしていたので、３日に、業者に台車をお借りし、ベランダの鉢を半分、２階の共有スペースに一時的に置かせてもらった。
あと半分は、４日の夕方、台車を我が家に預けてもらい、５日に作業をしようということで、業者とも話はついていた。
しかし、４日、外出から帰った後、他のことに集中していると、あっという間に暗くなり、業者は帰った後。「台車はどうした？」「置かれていないよ」。
結局、台車なしで、５日の日曜、二人で２階の共有スペースに、エレベーターを２往復し、やっとの思いで運び終えた。
そもそもベランダ園芸担当は、ダンナの役割で、私はあまりさわらせてももらえず、どの鉢にタネを蒔いているのかさえ、よく把握していない。確かに目の保護のために、グリーンがあるのはありがたいのだが、業者も愚痴をいいたくなるほどの量だったようだ。
業者さんがいる間であれば、誰かに手伝ってもらえた可能性だってあったのに、ベランダから玄関まで運ぶのさえ一苦労だったので、無理は言えなかったが。
「腰がまだよくなっていないからパス」と主張しても、そんな悠長なことは言っていられない。二人とももう若くない。のに。
