20年前に、スタッフと学生指導者という立場こそ違うが、共に多くの時間を共有してきた、５〜６歳年下の知人、４人と飲む機会があった。
本来であれば、40を前に亡くなった「チャオ」がここにいるはずなんだけど。
今回は、この５月に、40歳という若さで、交通事故でつれあいを亡くした知人も来るので、彼女の様子がとにかく心配だった。
彼女がいちばんビールのジョッキを空けていたのだが、やはり「日常」をたんたんと続ける。ということが、どれだけ彼女を疲弊させていたのか、知る由もない。子どもの学校を休ませて、とりあえず実家に戻っているのだという。
当時、知らなかった、言えなかった話題も次々と飛び出し、それぞれのパートナーの様子を語るときも、彼女に「生きているだけでもうけもの」との言葉に、「幸せのインフレ」状態のお互いを省みるシーンも。
タレントみのもんたの子どもが、当時キャンプメンバーとして参加していたのだが、その彼が結婚の芸能ニュースに驚いたというひと言も。
猿島、丸太の森、森戸川、三宅島、丹沢、湯沢スキー場、霧が峰･･･。濃い４年間だった。
