数日前、イギリス・ロンドンのヒースロー空港で、テロ未遂事件がありました。
その直後に、カナダのアッコから聞いたのですが、アッコのホスト･ファミリー、モニークさんと、バイロンとソフィーの親子が、イタリアのモニークの実の父親を訪ねて、帰国しようとした折に、イタリアとトロントを結ぶ直行便が取れずに、あのヒースロー空港で乗り換えをしなくてはならなくなったそうです。
もう大パニックだったようで、バイロンが「オシッコ！」と訴えても、妹のソフィーが眠ってしまい、列を離れられず、モニークは仕方なく「ここでズボンの中にしてしまいなさい！」と叫んだそうです。
荷物も結局積み込まれず、ノートパソコンもモニークの多くのビジネス情報を詰め込んだまま、まだ届いていないらしい。モニークは休み明けから仕事に支障が出ているようです。
フライトは５時間だそうですが、それまでのパニックを思うと、「もう二度と飛行機に乗りたくない」という気持ちになりそうです。
液体爆弾が使用されるはずだったようで、飲み物や化粧水、ミルクまでもが規制の対象だとか。
この夏、誰しも「楽しいバカンスの思い出」ばかりではないようで。
