昨年の誕生日に、読んでいたんだ。その時の読書のあまりのふがいなさに、リベンジしてみた。今回は、読書環境としては恵まれており、1200枚の長編に没頭することができた。
16歳と17歳の初々しいカップル。「夢読み」という職業。子易さん、添田さん、イエロー・サブマリンのTシャツを着た少年。コーヒーショップの女店主。水曜日の少年。
それぞれ魅力的な登場人物、疑問が余韻として残る情景、現実と非現実の往来…。
「ロシア5人組」という言葉も初めて知り、Spotifyで、バラキエフの1949年カラヤン指揮Symphony in Cmajor を聴きながら、これを書いている。
「あと一人」は、ツェーザリ・キュイかな?
ジェリー・マリガンの『ウォーキン・シューズ』もコーヒーによく合う曲だ。
私の生まれた日は、土曜日だった。
今では、『高精度計算サイト』で調べることができる。