ずっと観たいと思っていた作品。WOWOWを録画し、ようやく三連休の最終日に。
近未来に、イーサン・ホーク扮する主人公の不適正者が適正者になりすまし、宇宙飛行士にまで昇り詰める。
人工授精者は適正で、自然妊娠で生まれた子は「不適正者」という設定。
協力者は、ジュード・ロウ。なりすましって、映画『太陽がいっぱい』を思い起こさせる。
弟が主人公を追い詰める刑事というのもありがちな設定だが、沖合まで泳ぐ「チキン・レース」は、まさに命がけ。
最後に協力者が現れ、タイタン(土星)へ向かうのだが、帰還後を想像するとなかなかしんどい。
この映画が製作されたのは、もう20年も前のことだが、まったく色あせていない。