leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

TOKIOの会見

TOKIO4人の記者会見を生で観る。

リーダーはもう47歳。理想の上司ともてはやされているようだが、十分オッサン。

SMAPの解散会見がなかったため、ジャニーズ事務所のメンバーに、記者会見に耐えうるボキャブラリーがあるのかと心配したが、杞憂だったことがいちばんの収穫。

特に、涙ながらに語る松岡クンは、しっかりと自分の意見を伝え、いちばん怒りを表明していたので、生ぬるい手打ち的な山口クンへの受け入れを許さない立場を貫いたため、グループとしての結論が出なかったのではないか。

長瀬クンの言葉はあまり響いてこなかった。海外での仕事を挟んでの会見だったので、時差ボケだったのか、まだ自分の意見をまとめきれていなかったのか。

国分クンの答えは、TBSの情報番組の進行役という難しい立場を踏まえた上で、日々、スポークスマンの役割をこれからも背負うのだろう。

今後の音楽活動は、山口くんのベースだけゲストという方法もあると思う。サザンもX-Japanもドリカムも、それでも続いている。

紅白も東京オリンピックも無理に関わることもなかろうが、福島の活動だけは、ホント個人の立場でも続けてほしい。山口クンが数年ボランティアで活動していくというのもよい責任の取り方かもしれない。

EXILE関連のメンバーが問題を起こしてももみ消す体質に比べ、ジャニーズ事務所は、今回はきっちり1時間半という潔い処し方だった。

ジャニー社長の声が弱々しいとのことだが、SMAP解散以来、Kinkiキッズ、関ジャニ∞とよいニュースがなく、V6の再結成のような復活も影を潜めているので仕方ないことか。どの芸能事務所も経営に透明度が高まるべき。

TOKIOはメンバー個々の仕事は責任もってこなすというが、「TOKIOの〇〇クン」という肩書きを外す勇気と、4人で新たにもらった仕事の方向性を誤ると、「あのとき解散しておけば」ということになる。
とにかく、ジャニーズ事務所の新旧アーティストが、改めて観ると、もう「脱アイドル」の時期を超えていると改めて思わされるこの数か月である。