2011年にアナログ放送が終了し、地上デジタル放送に移行することが決定しており、それと同時に、アンテナや共聴設備の交換時期（10年）になるので、次をどうするか考える有志による委員会が、マンションで初めて開かれた。
参加者は顔見知りの方1名と管理組合の今年の理事長、管理会社の担当者、そしてリーフ夫婦の５名。
たいした自己紹介もせず、「今のままでも地上デジタル放送は受信できるのですが」と発言したら、びっくりされた。
やはり知られていなかったのだ。しかし、低層階になると、電波の減衰があるのでその対策が必要だ。
新しいアンテナは、地上デジタル対応はもちろん、BS、CS放送を視野に入れるかどうか、アンケートをすることになった。
また、各戸への配線がどのようにされているか、現状の正しい情報もデベロッパーでさえ把握していなかった。
マンション近隣への配慮も電波障害のため必要となり、何をしなくてはいけないのか、わかりにくかった。
様々な問題が山積していることが改めてわかり、その現状把握と入居者への周知をまずはとりかかりとすることが合意された。
ボーナス時期が間近なこともあり、新しいテレビやDVDプレーヤー、CS放送の導入など、判断に困ることも多い。
ただ、デベロッパーのいうなりではなく、自分たちで必要なものは何か、考えて、積み重ねた上で、納得の行く出費が何より重要に思えた。
