leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

トプカプ宮殿展

新聞販売店で歌舞伎チケットは外れたものの、今月は、このトプカプ宮殿展のチケットが2枚届いた。
上野の都美術館。遠いし、お天気次第だし、一人で行くことにした。
夏休みが終わり、平日の午前中。落ち着いて観ることができると思っていたが、予想外の混雑。
ミセス仲間やリタイヤ組みのご夫妻などが、夏休みの終わるのを待ちかねたように動き出したのだ。
あなどれない「2007年問題」(大量の団塊の世代が定年を迎え、第2の人生を模索する)である。
皆さんの感想は「きれいね」「よく保存してあるわね」「私はこのデザインが好き」。
トプカプ宮殿博物館のイルベル・オルタイル館長のご厚意により、秋篠宮家に悠仁親王が誕生したお祝いとして、「金のゆりかご」が特別出品されることが決まった。オスマン帝国の時代、ハレムで王子が産まれると、お祝いとしてゆりかごを献上する儀式があったそうな。
500円を払って、会場で表示してある番号の解説を聞くことができるシステムを初めて利用したが、あまり専門的な解説とは言えない。
「私はハレムにお仕えする侍女です」と、芝居かかったナレーション。
世界史をせっかく学んでいる(いた)のだから、オスマン帝国、東西文化の融合、スルタン、割礼など、実物に触れて知識を深めたいと思っていたが、どうにも展示の方向性が「きれい」「豪華」のレベルで留まっているように思えた。おみやげに、1000円の携帯ストラップを一つお買い上げ。
チケット、あと1枚残っています。24日まで観たい方は、ご連絡ください。