喪服を着て、お昼頃のロマンスカーに乗り込み、新宿から神田、銀座線の京極駅で下車、村松画廊で、友人の個展を拝見。以前は鏡をモチーフにしたものだったが、今回は、白いスクエアなバックに、印象的な赤のモチーフがちりばめられている。いつもながらぶしつけに「テーマは？意図は？」と尋ねたのだが、「うまく言葉にできるといいんだけどね」と本人を困らせてしまった様子。申し訳ない。
大学からの友人を介してのおつきあい。その大学からの友人とはもう25年以上のつきあいになるが、今回初めてご両親とご挨拶できた。
父上が体調を崩されていたというが、近くの「美々卯」で親子でお食事のところをお訪ねしたところ、お二人とも、私ごときに立ち上がってご挨拶をされて、恐縮至極。後で聞いたが、父上、完全に回復というわけではなさそう。
３時から、築地本願寺で、日本大学医学部主催の合同慰霊祭に出席。これは、過去に献体した遺族のために催されるもの。初めて出席したが、出席者の数、生演奏をバックにした６名もの僧侶による念仏など、壮観である。いろいろな事情や本人の意思があってのことだが、帰りに返礼品まで渡されたのは恐縮。「お金では買えないものなのだから」と納得することに。
久しぶりに、主人のいとこ夫婦に会い、お墓の今後のことを相談。非常にざっくばらんで、親身に考えてくれる。
「あなたたちの考え方、間違っていないよ。よく考えているし」という言葉に、勇気付けられる。
新宿小田急デパートで買い物をして、ロマンスカーで帰宅。
