leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

金城一紀三昧

院生の机から「レボリューション№3」という本を拝借し、ヒマな時間に読み飛ばしたら、これがはまる、はまる。
映画「GO」の原作者として知ってはいたが、在日朝鮮人の朴くんと、南方くんを中心とした「ゾンビーズ」という高校生グループが、警察も黙殺するような本当の「悪」と対峙し、自らの知恵とパワーで打ち砕くという爽快なストーリー。
他に「ダディ・フライ・ダディ」と「SPEED」も持っています。というので、早速借りたら、その日の内に「対話篇」という本と共に、3冊「読破」してしまった。
何だろう。この読書中毒症状は?
数日前、ドフトエフスキーの「罪と罰」を読み終えた反動か。これは2週間くらいかかったし。
この中にもドフトエフスキーが出てきた。この本を貸してくれた彼にも、「罪と罰」をお礼に貸してあげよう。迷惑かもしれないけど。
金城一紀は、あまりマスコミにも出ないので、本からしか推測できないが、在日の痛みを現代的に描写している。「朝鮮人は帰れ」というバカな日本人は、日本でもドミニカ政策とか、朝鮮半島への帰国事業で、困難な生活をしている人々の存在を知らないのか?