逗子にあったなぎさホテル。
私も、元カレと一緒にランチを食べに行った覚えがある。
筆者は、夏目雅子さんと結婚する直前まで、ここに7年余り逗留していた。
懐の深いI支配人やY女史などのスタッフに見守られ、焦ることのないように絶妙なタイミングで声をかけ、「愚か者」の作詞やコンサートの演出で認められ、小説をモノにしていく。
小坪や鎌倉もたびたび登場し、関係者がすでに亡くなったであろう、夢のような得難い邂逅を綴っている。
今は、夢庵というファミリーレストランになっているらしい。
逗子にあったなぎさホテル。
私も、元カレと一緒にランチを食べに行った覚えがある。
筆者は、夏目雅子さんと結婚する直前まで、ここに7年余り逗留していた。
懐の深いI支配人やY女史などのスタッフに見守られ、焦ることのないように絶妙なタイミングで声をかけ、「愚か者」の作詞やコンサートの演出で認められ、小説をモノにしていく。
小坪や鎌倉もたびたび登場し、関係者がすでに亡くなったであろう、夢のような得難い邂逅を綴っている。
今は、夢庵というファミリーレストランになっているらしい。
タイトルは「こうであったらいいな」という願望。
前日朝10時に、横浜高島屋の開店とほぼ同時に地下一階の食料品売り場でAUDREYを探す。幼馴染のマッチが、誕生日に何回かくれた貴重品。売り場ではいつも行列ができていると聞いていたので、覚悟していたら行列を発見。10人目くらい?
取扱商品一覧を拝見し、AUDREYのグレイシアの詰め合わせひと箱と5個入りを二箱ゲット。リュックに、本「銀河鉄道の父」「おらおらでひどりいぐも」とバザーでゲットしたピアスとキーホルダーを入れる。
当日になり、地下鉄に乗った途端、メールや電話が。「何が起こったんだろう?」
戸塚に下りて人並みを避けて電話をかける。くりちゃんもピキちゃんも話し中。
「きっと二人で電話をしているんだ」
とりあえず、崎陽軒の特製シュウマイを注文。3つ欲しいのに、2つしかないと言われ、仕方なく二つゲット。
JRは、宇都宮線に乗り込む。横浜から運よく座れた。
メールで、くりちゃんが風邪をひいたことを知る。キャンセルのお申し出だったが、もう引き返せない。「とりあえず、GO!」
大宮で乗り換え、熊谷に降り立つ。くりちゃん宅へ。
ピキちゃんの出迎えを受け、ご挨拶。ランチは、クリちゃん作のスバゲッティ。
アイスやコーヒーをいただき、「慈げんさんに行ってみる」ことに。
かき氷で有名な慈げんさんは、整理券が出るほどの人気店。行列を覚悟で、3時閉店を気にしつつ歩いて。懐かしい熊谷の街並み。
慈げんさんで、抹茶あずきと生イチゴをオーダー。オーナーの楽さんも奥さまもリーフのことを覚えていてくださり、感激。暖房された室内でいただくかき氷はあっという間に。
八木橋百貨店に行くというピキちゃんと別れ、マダムMのお宅へ。
先日、重い荷物を持たせたまま、横浜を歩き回ったお詫びをしたくて。
AUDREYと特製シュウマイをお渡しできた。
ノンアルコールビールとオードブルでのおもてなし。
いろいろなお話をして、4時半近くにおいとま。
熊谷駅の改札で電車案内をみると、あと2分で発車。走る。セーフ。座れた!
2時間揺られ、戸塚へ。マダムMからいただいた、ビールのチビ缶2本をお土産に。
充実、満足の熊谷でした。
図書館で予約していた。 熊谷の行きかえりの車中で読了。
お互いの生育環境、東大合格に至る学業、刑務所へ入るまでの軌跡、刑務所の日常、刑期を終えてから現在まで。対談形式で、「ここまで語っていいの?」と驚くべき内容。
大王製紙の創業者一族の三代目として育った井川氏。根っからのギャンブル好き、そして女性好き。現社長のクーデターの趣きもあったと語る。
ホリエモンは、「出る杭は打たれる」典型。理不尽な捜査、起訴など、「この際、まとめての恨みつらみ」を述べている。幸い、民間でのロケット開発に現在は傾注し、成果も出しつつある。
佐藤優氏の助言も大きかったようで、塀の中に一度いらした方同志の連帯意識は高そう。
井川氏の著書「熔ける」のお陰で、堀江氏の「ゼロ」の売り上げが2番手に甘んじたことまでぼやいています。
図書館で予約できたので。
「桜隊」という移動演劇集団が、広島で被爆したことは知っていた。
中心人物の丸山定夫をはじめ、映画「無法松の一生」に出演した園井惠子をはじめ、団員9名が命を落とした。
「桜隊」演出家の八田元夫が残したメモが早稲田大学演劇博物館の倉庫で発見され、空白となっていた悲劇の詳細が綴られている。
演劇という「芸術活動」を続けること自体、治安維持法を振りかざした当局から目をつけられ、それをかいくぐるには、江戸時代の絵踏のような究極の妥協があり、それが戦後「戦争協力」と弾劾されたのだとしたら、生き残った八田もさぞかし辛かったことであろう。
かすかに記憶に残る名優(多々良純、原泉ら)の名前もあり、非常に読みごたえのある一冊だった。