職場で「機械的に仕事をこなすのではなく、基礎を理解しながら進めてください」とのリクエスト。
「研究補助」という期限付きの立場で、詳しい指示を受けながら、「できること」をしてきたつもりだった。
「わからないこと」をいつも抱えていたものの、それを聞けるはずの院生は遠くから通っているので、最後の１時間に顔を合わせるのがラッキーなくらいで、その時間は、その日の進行状況と今後の仕事の調整に終わっていた。
２年の契約期限ももう目の前。
ここにきて、「基礎を理解しながら…」と言われても、正直戸惑っている。
周囲は「もう２年近く関わっているのだから」と過大な期待。
でも自分自身が、高度な専門知識まで身についていないことが一番よくわかっている。
自分次第で、「高度な専門知識」を身につけられたチャンスだったのだろうことも。
ここで最後の「背伸び」をすることが必要なのだろうが。。。
