時代劇専門チャンネルの放映を録画して視聴。
森鴎外原作だが、未読。
45分の映画で、1988年制作ということは、前田吟さんは、寅さん映画等ですでに有名。
兄弟役の二人は、全く知らなかったが、現在も俳優らしい。
安楽死の話題になると、よく『高瀬舟』が取り上げられ、その理由も知りたかった。
確かに「死なせてくれ」と言いたくなる状況。
そして、その弟殺しの罪を潔く受け入れ、島流しされれば食べることに困ることなかろうと、悟りを開いたような余生を送ろうとしている兄。
脚本・松山善三、監督・工藤榮一 ということもあり、観てよかった一本。