leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

地元のたまり場

地元のSNS主催で、夏のイベントとして、商店街の空き店舗を利用し、子育て相談、自由研究相談会を4日間だけオープンすることになった。
とはいえ、広報を積極的に行っていないため、10時から3時までの開店時間に、実質的なお客様はゼロ。
関係者がSNSの主催者(大学教授)を訪ねて、じっくり話す機会を持った。そんな感じ。
私も、その方を通じて、SNSに関わったが、ゆっくり話す機会がもてたのは初めて。
拙い経歴や、今後の展望を語り合う貴重な時間となった。
空き店舗のオーナー夫妻がとっても良い方で、FAXの時刻合わせをマニュアルを見ながら直してさしあげると、大喜びされ、「5年もこのままだったんだよね」「どうしても自分ではできなくてね」と、お返しに、スイカの差し入れを。熟れていて、今年一番のおいしさ。
内モンゴルからの留学生(博士課程に合格したらしい)とは、日本語で、モンゴルの文化、歴史などなどを、これでもか、というほど、直接に聴けてしまった。
内モンゴルというのは、白鴎や朝青龍の出身地モンゴル民主共和国とは違い、中国領内の自治領である。
蒙古民族は、中国、モンゴル、ロシアに分散しているが、現在は、統一の動きはない。
1970年代の文化大革命の「開放」により、都市の知識人が農業に従事するために、この地方に多く送られたが、その際の土地のポテンシャルを考慮しない無理な農業が、この地の砂漠化の遠因となっており、彼も、それを環境問題として、勉強しにきている。
内モンゴルの都市にある国立大学で学んでいたらしいが、その位置が、北京をはさんで、移動に4時間もかかるところらしい。移動手段は失念。
Google Earthで、彼の大学や居住地を教えてもらった。
「中国人がアクセスするGoogle Earthのサーバーには、ブロックがかかっているが、外国にいると、どこでも見えてしまう」
まったく姑息な政策だこと。
モンゴル文字は、縦書き。蒙古文化がかいまみれるサイトも教えてもらった。
蒙古文化网 - 内蒙古文化生活之窗
母語モンゴル語、大学では北京語、日本では日本語の授業を受け、英語もそこそこできるらしい。
いろいろな刺激を受けた一日だった。