leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

「ALWAYS三丁目の夕日」

話題になった映画(母もスクリーンで観たという)、「ALWAYS三丁目の夕日」が、日本テレビで、先週の金曜にオンエアされたので、ハードディスクに録っておいた。
CGを駆使し、東京タワーが完成される頃が舞台。
懐かしい街並み、テレビや冷蔵庫が家庭に入る高揚感、青森から集団就職で上野にたどり着き、「社長秘書でねえの?」と期待していたら、町工場の修理工だったという女の子。母親に捨てられ、「血がつながってないんだからな!厄介者なんだからな!」と言いながら、「おじさん」と暮らすことを選び取る少年。
街並みと同様、「どこか見たことがあるストーリー」が盛り込まれ、全てが「デジャブ(既視感)」に思われるのだが、それがまた心地よい。
最後に、次作製作決定!のニュースと共に、監督のインタビューがあったが、その監督、どうみても昭和30年代前半には生まれていないような。
3輪ミゼットや看板など、当時は「新品」なはずなのに、当時から「古びた」感じにしてあるのは、地面がアスファルトに覆われていない、「土ほこり」の様子まで描きたかったのだろうか?
小雪さんも薬師丸ひろ子さんも、「意外と」好感が持てました。
ぽろっと一人で涙を拭っていました。