野球のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の大会、日本はがけっぷちから這い上がり、見事優勝！
いろいろ優勝への分析がなされるのでしょうが、韓国に２敗したあと準決勝で勝ったということだけで上出来で、荒川静香さんの金メダルのように、「無欲の勝利」でした。
監督が王さんというのもよかったのかもしれません。
始球式でハンク・アーロンと共に出てきたのですが、これから戦うチームの監督が、こんな特別扱いをされていいのかと思えました。主催者側も日本が勝ち上がってくるとは思っていなかったのでしょう。
兵役免除になるらしい韓国、亡命を防ぐために見張り役が一選手に三人ついたキューバ、ドリーム・チームを編成しなくても勝てると甘くみていたアメリカ。それぞれの国情を反映したシーズン前の大イベントでした。
クールなイチローがなぜあれほど熱くなったのか？と書き立てられておりました。
ソフトバンクの川粼選手が、イチローとの交流が楽しくて、毎日が少年時代に戻ったようだったと語っておりました。
キャプテンも置かなかったようですが、経験豊かな宮本選手の存在も大きかったようです。
松坂選手も上原選手も、パパになるというタイミングで、「傍につきそっていたい」と思うメンタリティーと「金をおみやげに」と思うメンタリティーの違いも考えさせられます。
とにかく、祝日にもかかわらず、テレビ観戦日和の一日でした。
