leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

My母子手帳

  • 実家で、自分の母子手帳を渡された。今さらながら・・・ってカンジだけど。
  • 交付された日付が2月29日。生まれた歳はうるう年だったんだ。初めて気づく。
  • 生まれた時の身長と体重が、3000gの50cm。平凡な人生が、そこで約束されていたみたいだ。
  • ついていたカバーが、エンゼルマークのついたメーカーのもの。これって、当時、ヒ素ミルク事件で騒がれたあのメーカー?と母に聞いたところ、「知り合いの医者のお子さんが、それで亡くなったんだよ。粉ミルクだけで育てていたインテリ家庭に被害者が多かったみたいで、賠償も多額だったんだよ」。
  • 母乳や水で薄めたミルクを赤ちゃんに使っていた家庭は、被害者になりにくかったということ。
  • 表紙をめくると「児童憲章」なるものが11項目にわたって書かれている。特筆すべきは、7項目目「すべての児童は、職業指導を受ける機会を与えられる」とある。
  • 小学生に「職業指導」なんて、今は誰も言わない。だからこそ「13歳のハローワーク」がベストセラーになり、「ニート」が急増してしまう。
  • 実は「児童」と呼ばれるころから、親の仕事を見たり、職人さんの仕事を見学したり、ボランティアで福祉体験したり。ということが「職業指導」の第一歩なのかもしれない。
  • 目の前の「お受験」より「職業指導」が子育ての中心課題となるはず・・・だったんだ。