leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

読書

告白

告白作者: 湊かなえ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/08/05メディア: 単行本購入: 24人 クリック: 656回この商品を含むブログ (771件) を見る 「娘を殺した人が、このクラスにいます」という担任の衝撃的な「告白」から始まるストーリー。 担任、犯人の…

悼む人

悼む人作者: 天童荒太出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/11/27メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 97回この商品を含むブログ (167件) を見る 天童荒太さんの新作。 全国を回って亡き人を悼む。 ただただ「悼ませていただきます」。 その理由、価値、…

女神記

女神記 (新・世界の神話)作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/11/29メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (43件) を見る 桐野夏生の書き下ろし。 前回の『東京島』が、孤島に残されたた…

オリンピックの身代金

オリンピックの身代金作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/11/28メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (88件) を見る 奥田英朗さんの新作。どうしても読みたい!と思いつつ、図書館で予約。 数…

あらためて年が明けていました

初めて熊谷で迎えるお正月。 大晦日は、午前中、掃除をしてから読書三昧。 本村洋さんを追いかけた「なぜ君は絶望と戦えたのか」 なぜ君は絶望と闘えたのか作者: 門田隆将出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/07/16メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 81…

太郎が恋をする頃までには・・・

フジテレビのプロデューサー、栗原美和子さんと村崎太郎さんの結婚を描いた私小説。 高いハードル(部落差別)を乗り越え、二人で幸せを掴むまで・・・と言いたいところだが、結末は意外。 現実は、うまくいっているらしいのだが。太郎が恋をする頃までには…作…

モダンタイムス

モダンタイムス (Morning NOVELS)作者:伊坂 幸太郎発売日: 2008/10/15メディア: 単行本伊坂幸太郎の新作。著者は「ゴールデンスランバー」と双子の兄弟に当たる。とあとがきで綴っています。 「モーニング」に連載されていたものが刊行されたようで、イラス…

ブスの瞳が恋されて

図書館で、ずーっと前に予約していたものが、ようやく借りられ、その日に読了。 森三中の大島美幸さんが、夫の著作「ブスの瞳に恋してる」の内容に答える形の一冊。 小中学校期のいじめ体験は壮絶。 グループのターゲットにされて、あげくの果ていじめの理由…

おそろし

おそろし 三島屋変調百物語事始作者: 宮部みゆき,小泉英里砂出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/07/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (98件) を見る 実は、「テンペスト」を読み始める前に、読了して…

テンペスト

テンペスト 上 若夏の巻作者: 池上永一出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/08/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 118回この商品を含むブログ (172件) を見る テンペスト 下 花風の巻作者: 池上永一出版社/メーカー: 角川グループ…

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2006/10/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 120回この商品を含むブログ (315件) を見る 海堂尊氏の2冊目。 難病と闘う小児科病棟の患者と看護師。 患者を救うための手術を行うには、…

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/11/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 55回この商品を含むブログ (444件) を見る 海堂尊の新作の広告を見て、「だったら、1冊目…

切羽へ

直木賞受賞作。 井上光晴氏の娘といわれても、井上光晴氏の作品を覚えているわけでもなく。 今回の直木賞の本命は、伊坂幸太郎との下馬評だったが、本人が「静かな作家活動をしたい」という理由で、受賞拒否。 そして、この「妹の名前が切羽という珍しい名前…

決壊

平野啓一郎の新刊「決壊」を、図書館で予約し、今朝、入手した。 夜までに上・下巻2冊読破。 決壊 上巻作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/06/26メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 964回この商品を含むブログ (137件) を見る 決壊 下…

滝山コミューン1974

オリンピックと高校野球を横目に、一日読書。 秋葉原のヨドバシカメラの上に有隣堂があり、かねてから読みたかった「滝山コミューン」を発見。図書館でも置いていなかったので、この際購入。 【送料無料】滝山コミュ-ン1974(いちきゅうななよん) [ 原武史 …

兄弟・上

兄弟 上 《文革篇》作者: 余華,泉京鹿出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/06/25メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (14件) を見る 熊谷は暑く、エアコンの中で本を読むのが一番! ということで、図書館から借りた「兄弟」の…

私は外務省の傭われスパイだった

私は外務省の傭われスパイだった作者: 原博文,茅沢勤出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/05/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (5件) を見る 市の図書館のサイトで新着資料を検索していたら、この本が新しく入荷されていた…

クラプトン自伝

エリック・クラプトンの自伝が出たという書評を観て、「読みたい」と思っていたところ、図書館の新刊として入荷されたのがわかり、予約して、朝入手。バスケットNBAファイナルを観ながら、斜め読み。 [asin:4872578864:detail]いろいろなアーティスト、曲名…

女王様と私

[rakuten:book:11514515:detail] 図書館が火曜から再開したので、手に取った1冊。 歌野晶午さんなら、おもしろいかな〜と思ったので。 リーフと同じ歳の「パラサイト」独身男性が主人公。 「絵夢ちゃん」という妹を慈しみつつ、小学校6年生の女の子に翻弄…

團十郎の歌舞伎案内

團十郎の歌舞伎案内 (PHP新書 519)作者: 市川團十郎(十二代目)出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/04/16メディア: 新書購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (29件) を見る 市川團十郎さんが、青山学院大学の特別講義で、歌舞伎の大名跡「市川…

東京島

桐野夏生の新作「東京島」。 日曜に厚木で購入し、虎ノ門への移動時と、雨の今日、読了。 世界一周のクルーズに出かけた脱サラ夫婦と、与那国島での過酷な労働に耐えかねた脱出組み、中国やフィリピンからの漂流者などが、「東京島」と名づけられた孤島で、…

賞の休日

アカデミー賞の字幕版をゆっくりと見返し、芥川賞の「乳と卵」を読む一日。 アカデミー賞俳優部門は、主演男優賞のダニエル・デイ・ルイスの他は、よく存じ上げない方で、映画を観ていない今だと、その妥当性がイマイチわからぬまま。 コーエン兄弟の「ノー…

乱読の夜

帰宅後、自由にテレビが観られない環境にあることも手伝い、ブックオフで105円の中古本を4冊購入し、読みやすい本から2冊読んだ。 1冊は「フェ」(フェミニズム)に関した遥洋子さんの「働く女は敵ばかり」 働く女は敵ばかり (朝日文庫)作者: 遙洋子出版…

ゴールデン・スランバー

ゴールデンスランバー作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11/29メディア: ハードカバー購入: 12人 クリック: 544回この商品を含むブログ (793件) を見る 年の瀬、それなりに大掃除に励んでいるリーフですが、この本について、書き逃すのも…

「かぶく者」

歌舞伎が舞台のコミックが発売された。これは買わずにはいられない。1巻と2巻をまとめてお買い上げ。早速読み通す。 梨園の名門に生まれた若者と端役続きで新宿のストリートでゲリラライブを続ける若者。 この二人のライバル争いが主に描かれている。 有名な…

ウェブ炎上

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)作者: 荻上チキ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/10メディア: 新書購入: 17人 クリック: 282回この商品を含むブログ (166件) を見る ブログオーナーのリーフも、見過ごすことはできず、購読。 乙武さ…

デジタル特集

雑誌「クロワッサン」で「自分でできる、デジタル生活。」が特集されている。 クロワッサン 2007年 11/25号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2007/11/10メディア: 雑誌 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 前回のデジタル特集も…

国家の罠

「外務省のラスプーチン」と称された佐藤優氏が巻き込まれた「国策捜査」の顛末が文庫本になっていたので、月曜から読み始める。 国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/10メディア: 文庫購入…

マドンナ

昼過ぎに、最後のタイのゲストを空港への直行バス乗り場で見送り、ようやくほっとできた。 ということで、久しぶりの読書。 奥田英朗さんの「マドンナ」という本が、書評で「男性の考えを学ぶのに好適」とあったので、早速文庫本を購読。 マドンナ (講談社文…

ハッピーエンドにさよならを

歌野晶午の最新短編集「ハッピーエンドにさよならを」が、新聞の書評に載っていたので、さっそく購読。 ハッピーエンドにさよならを作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (…