図書館から予約の順番が来て、その夜に読了。
あの「貴」の長男で、靴職人。
日本テレビの「おしゃれ30」に出演していた番組を観て、何でマスコミに出たんだろうという疑問もあったが、それについても書かれていた。
留学もイタリアでの2年半という修業も、完璧なものだったかはわからないが、その判断もすべて自らで下し、前に「進む」ことだけを見据えてきた。
この歳でこの判断力を築いたことは、「ニート」と言われる人々に、覚醒させる力も持っている。
それでも家族を気遣い、父を尊敬し、妹たちを思いやる。
できすぎ。の感もあるが、彼は今後どこへ向かうのか。
少なくとも、今受けている靴の注文をこなすことを第一に。と思わずにはいられない。