トム・ハンクスの最新作。だから「間違いない」。
船員の無事優先に行動していたら、自分だけ捕虜となり、救命船で連れ去られる。
海賊は4人。
パニックとなったときに、どれだけ無私の心で、最善を尽くせるか?
それでも最期を覚悟したとき、家族の名を呼び、家族にメッセージを残そうとする船長。
海賊役は、俳優としてのキャリアはどのくらいなんだろう?
時が経つに連れ、船長に心を寄せる者、慈悲の気持ちが足元を掬われる元凶を生むと信じて疑わない者、卓越した演技を見せてくれる。
トム・ハンクス演じる船長の気持ちになって、最初から最後まで、一喜一憂さざるを得ない映画です。