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leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

自分が読む前に、書評を読まないようにすることが、どれだけたいへんだったか。

発売前の情報がなかったので、まっさらな状態でページをめくることが、作者の狙いと思えたので。

そして、これから読む人にも、下手な情報を与えたくありません。

どんな年代の方でも、それなりに楽しめることができそうです。

ふり返ってみると、自分にも、「不可解な断絶」の経験があります。その疑問を確かめてみる機会はあったのでしょうが、避けて通ってきたかも。

私はきっと、「クロ」に近いのでしょう。

登場するクラシック音楽でも、海外生活でも、本書に登場するささいな描写にこだわって、空想を泳がせられるのが「読書」の悦び。