leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

パラドックス13

パラドックス13

パラドックス13


東野圭吾さんの新作。
これまた、図書館の予約がいっぱいなので、購読。
13日の金曜日13時13分に何かが起こる・・・。
その事態を予測はできたものの、回避は不可能。
ついにそのときを迎えたとき、生存者は・・・?
キャリア刑事と所轄の刑事の兄弟を中心に、残された者たちが、手を取り合って、かつ、自らのエゴと対峙し、決断を迫られ・・・。
それぞれの登場人物が詳しく描かれているので、読者がそれぞれ共感できる人物に寄り添いながら、読み進められる。
最後の「ユートピア」論争は、結論が出ないものの、「生き延びること」の認識の深さを知る。
ゲーム感覚でも読み進められるはず。