leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

のぼうの城

昨年、話題になった本なのだが、まだ読んでいなかった。
しかし、貸してくださった方がいらっしゃったので、拝読。

のぼうの城

のぼうの城


地元の「でくのぼう」っぽく見えるから「のぼう」と呼ばれている殿のお話。
戦国時代に、秀吉の傘下に組み入れられてしまうかどうか。という、地方の。
転居して一年になる、このあたりの地名が満載で、面白く読めました。
家臣からも、領地の百姓たちからも、「あの殿、何とかしてやらにゃいかん」と見過ごしにできない存在に思わせるところが肝。
デーンとしたリーダーシップ像です。
末路は天下人というには程遠いのですが、まあ、この地域の殿様としては、「良くやった」。
コミックのようにスルスル読めるらしかったのですが、イマイチ、歴史書となると、読み進めるのが、少々手ごわかった。イカンイカン!