leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

女王様と私

[rakuten:book:11514515:detail]
図書館が火曜から再開したので、手に取った1冊。
歌野晶午さんなら、おもしろいかな〜と思ったので。
リーフと同じ歳の「パラサイト」独身男性が主人公。
「絵夢ちゃん」という妹を慈しみつつ、小学校6年生の女の子に翻弄されることも「外へ出るきっかけになればよし」と前向きに考えるものの、いつの間にか殺人事件に巻き込まれる。
でも、読み進めていくうちに、日曜に起きた秋葉原の事件を思い出してしまい、不謹慎かな〜と少々後悔。
表装が黒く「女王様と私」だし。これを歌舞伎座観劇の行き帰りの車中で読むのは大胆だったかも。
どこからが「めくるめく妄想」で、どこからがリアル世界なのか、わからなくなるのが、歌野晶午さんの世界といえばそうですが。