leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

映画『世界で一番美しい少年』

 

ルキノ・ヴィスコンティ監督「ベニスに死す」(1971)で見出されたビョルン・アンドレセン。彼の50年に渡る漂泊の記録。当時日本でも話題になり、マンガ「ベルサイユのばら」のオスカルのモデルとして、作者の池田理代子さんがインタビューにも答えている。何より、彼の家庭環境、映画オーディションの映像、公開前後のゲイ世界への洗礼、二人の子を授かるも、後悔が残る結果に。

映画公開直後の来日では、チョコレートのCMにも出演、日本語でのレコードも発売。

そのカラオケを今でも歌える。

今日の朝日新聞の夕刊に、偶然、この映画に関する記事があり、WOWOWで録画したものを思い出した。観てよかった。

映画「ロミオとジュリエット」(1968)のオリビア・ハッセイとレナード・ホワイティングが当時のヌードシーンが児童虐待にあたるとして、映画制作会社を訴えたというニュースも、この流れの一つかも。