図書館で予約し、昨日借りてきたものを、パラパラと読了。
いつのまにか「死語」となっている言葉を取り上げ、固くなった頭を解きほぐしてくれる一冊。
「マン(男)」がつく職業名…今では言い換えるのが世界的な標準ルール
「カメラマン」も、今は「フォトグラファー」か「写真家」に言い換えられています。
「僕はカメラマンではない。写真家です」と言っていた人がいた。
私は、その方の経歴からも集合写真を撮るようなカメラマンではなく、芸術性の高さを認めてほしいという主張だと思っていた。でもその方にとっては「今どき、カメラマンなんて言われたくない。あなたは不勉強です」という観点だったのかもしれない。
ポリティカル・コレクトネス(差別や偏見を含まない言葉や用語を使用するという考え方)がここでも紹介されているのですが、本書で紹介されている「ホテルマン」は「ホテリエ(フランス語由来)」に、「マンホール」は「メンテナンスホール」に置き換わるのは、当分先ではないだろうか。