映画もドラマも観たことはなかったのだが、改めて文庫本で読みたいと思ったら、Amazonで売り切れ。ブックオフでも下巻のみ。ということで、kindle版をで二日間で読了。
ハンセン病と音楽家が関係していることは知っていたが、クラシック音楽ではないのですね。母親と同じ頃に生まれた「ヌーボー・グループ」は、今ならさしずめ「ユーチューバー」。若者の上昇志向が、今とは異なる。必死です。
そこまでやらずとも。と思える場面がいくつか。
「列車から吹雪のように証拠を飛ばす」なんてね。またそれが見つかってしまうし。
映画の「予告編」と「予報編」という表記が同じページに存在。予報編なんていう言い回し、当時はあったのか、あるいは今西刑事の言い間違いということか。
関川が主犯なのかと思っていた。もっと描き切ってほしかった。
中居くん、観なかったけど、よくこのドラマの主人公を引き受けたな。
映画で演じられた加藤嘉さんのお父さん役だけ、記憶に残っています。