伊坂幸太郎の新刊。世間の評判を知る前に、予約して購読してしまう。
主人公が働くメーカーで、トラブル発生。
旧態依然の上司。振り回される部下たち。
何故か近づく地方議員。
夢で戦う主人公たち。その勝敗が現実に反映する。
ダンスグループに所属するアイドルも巻き込まれ…。
RPGは未体験なのだが、伊坂幸太郎の作品だけはずっと読んでいる。
これよりいいものなら体験したいが、そうでもなさそう。
本の中にあるコミック的『挿絵』。これが効果的。
文庫本になるとき、どうなっているんだろう?
伊坂幸太郎の作品は、兄弟だったり、男の友情だったり、女性より信じられるのは必ずといっていいほど『男性』。わかる。「バディもの」が多いせいか。
願わくば、書下ろしの新刊のペースが速いかも。数年じっくりリサーチして、ISのような「世界」を舞台とする後世に残る作品をぜひ。
楽天球団を彷彿とさせるのもうれしいのだが。