小朝師匠と清水ミチコさんの二人会。
清水ミチコさんのピアノの弾き語りを一度見てみたいと思い、チケットを売り出し直後に買い求めたのだが、残念ながら上手側になり、グランドピアノを弾くミチコさんの運指は見えなかった。
はじめに、勢朝さんという方が登場し、「はじめから小朝師匠もミチコさんも出ません!」とキッパリ。
伊勢崎市出身ということで、暑いネタや池袋末広亭の一対一の席亭の様子をネタにしていた。
弘法大師の別名がわからない方にはちと厳しいオチ。
次に小朝師匠が二席。
「代書屋」の「一行抹消」というときの扇子の仕草が、筆にしか見えないところが技。
「宗論」は、何故かイエス・キリスト、賛美歌まで出てきて、いつ作られた話なのだろう?
清水ミチコさんの弾き語りは、有名な持ちネタが続き、新鮮だったのは、清志郎の「スロー・バラード」くらい。さもありなん。というレパートリーを出し尽くす。
横須賀あるあるネタをいくつか披露。
「不入斗(いりやまず)」を読めない人はいない。
「横須賀海軍カレー」を地元の人は食べたことがない。
「スカジャン」もどぶ板通りで、地元の人はあまり着ていない。
「横高」といえば、全国的には横浜高校。でもここでは「横須賀高校」。
このとき、イントネーションを有名な会社名「ヨドコウ」のようにおっしゃったのが、残念。
百恵さんの真似もそれほど似ているとは思えなかった。
ユーミンの真似では「4000円ではユーミンの生歌を聴くことはできません」と厳しい指摘。でも「春よ来い」でない曲、できれば荒井由実さん時代の曲がよかった。
帰りにマッチ姉妹にばったり会って、土曜の午後を満喫できました。