図書館で予約していた。 熊谷の行きかえりの車中で読了。
お互いの生育環境、東大合格に至る学業、刑務所へ入るまでの軌跡、刑務所の日常、刑期を終えてから現在まで。対談形式で、「ここまで語っていいの?」と驚くべき内容。
大王製紙の創業者一族の三代目として育った井川氏。根っからのギャンブル好き、そして女性好き。現社長のクーデターの趣きもあったと語る。
ホリエモンは、「出る杭は打たれる」典型。理不尽な捜査、起訴など、「この際、まとめての恨みつらみ」を述べている。幸い、民間でのロケット開発に現在は傾注し、成果も出しつつある。
佐藤優氏の助言も大きかったようで、塀の中に一度いらした方同志の連帯意識は高そう。
井川氏の著書「熔ける」のお陰で、堀江氏の「ゼロ」の売り上げが2番手に甘んじたことまでぼやいています。