こんなにストライクでタイムリーな小説があったなんて!
主人公・美津紀は50代の子なしミセス。
家計は、相当に恵まれている。
わがままな母の介護、姉との確執、夫婦関係。
読売新聞の土曜版に連載されていた、本物の「新聞小説」。
何世代にも渡るエピソードが、縦横無尽に連なるが、その積み重ねが、主人公に再出発の後押しをする。
Gメール、ウェブアルバムのリンクなど、母が読んだら「わからない」言葉も出てくるが、母に読ませるべきか、相当・・・悩みます。
- 作者: 水村美苗
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/03
- メディア: 単行本
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